2008年10月30日木曜日

thunderbirdから送信したメールが相手に届かない

Thunderbird
Inspiron mini 9にインストールしたthunderbirdから送信したメールが相手に届かない場合がある。

送信自体は、エラーもなく正常に送信されているように見える。
送り先によって届くところと届かないところがあるみたいだ。

他のマシンにインストールしたthunderbirdから送ったメールはちゃんと届く。thunderbirdのSMTPの設定はまったく同じなのに何が違うんだろうか?

それぞれのプロトコルログを採って比べてみよう。



はて? メニューにプロトコルログを採る設定がない。ググッてみるとあった。

以下、備忘録

コマンドプロンプトを開き、NSPR_LOG_FILEとNSPR_LOG_MODULESの2つの変数をセットしてからthunderbirdを起動する。

NSPR_LOG_FILEは、保存するログファイルのパス

set NSPR_LOG_FILE=C:\thunderbird.log

NSPR_LOG_MODULESは、採取するプロトコルとログレベル(推測)を指定

set NSPR_LOG_MODULES=SMTP:5

複数のプロトコルを指定する場合は、 SMTP:5,POP3:5,IMAP:5 のように指定する。

セットした後で、thunderbirdを起動する。

C:[E:enter]

cd \Program Files\Mozilla Thunderbird[E:enter]

thunderbird[E:enter]


メールが届いているマシンとmini 9のログを比較してみたところ、IPアドレス等の他で異なるのはここだけだった。
mini 9の方では、次のようにlocalhostのIPアドレスを送信している。

SMTP Send: EHLO [127.0.0.1]

メールが届いているマシンの方では、DHCPで割り当てられた自分のIPアドレスを送信している。

他は、同等だった。この違いはどこからきてるのだろう?



追記

届かない相手先の代表例は、docomoの携帯電話であるが、迷惑メール対策で「他のアドレスになりすましたメールは 存在するドメインからのみ受信」という設定にしていると届かないが、「他のアドレスになりすましたメールは 拒否しない」に変更すると届くようになった。迷惑メール対策をしている人は多いので、存在しないドメインからのメールとみなされているらしい。



追記2

EHLOで返す文字列は、強制的に変更できる事がわかった。

オプション→詳細→一般の「設定エディタ」を開いて右クリック→新規作成→文字列で

mail.smtpserver.default.hello_argument

を入力して、これの値として、EHLOで返す文字列(IPアドレスやホスト名)をセットしてやると指定した文字列を送るようになる。N番目のSMTPの設定だけを変えたい場合は、

mail.smtpserver.smtpN.hello_argument

を新規作成すれば良い。

その端末のIPアドレスなりホスト名を返すのが望ましいとは思う。localhostのループバック用のIPアドレスを送るのも無意味な事だ。だからと言って固定のアドレスやホスト名を返すのもどうかとは思う。どっちもどっちだ。



EHLOで送る文字列を変更する事はできたが、 メールが届かない場合があるという現象は変わらなかった。

NTT docomoの携帯電話で、迷惑メール対策として「他のアドレスになりすましたメールは存在するドメインからのみ受信」という設定にしていると届かないようなのだ。・・・ん!

自分のメールアドレスにタイプミスがあって、存在しないドメイン名になっていた事に気がついた。[E:coldsweats01]


プロトコルログを比較したときにも気がつかなかった。(恥)

修正したらメールが届かないという問題は、解決した。

解決

バスポンプ購入

ホームセンターに行くと、交換用ポンプなど置いていない。

最小セットで、電源ユニットとポンプがセットNBP-10はあった。
価格は1,080円と安価で売られていたのでこれを買うことにした。

電源ユニットは、水位センサー対応のものではないが、ポンプ部分だけをつなぎかえればいいだろうと思ったのだ。

家に持ち帰り、ポンプ部分を交換して電源を入れてみる。あ゛変わらない。吐水力が弱い。

今度は、新しい電源ユニットに古いポンプをつないでみた。

��Kだ。十分な吐水量だ。故障していたのは電源ユニットだったらしい。

電源ユニットの出力電圧をテスターで測ってみると定格の12Vの半分の6V程度だった。また電源か。[E:gawk]

結果的には、ポンプと電源がセットになっているものを買ってよかった。[E:happy01]

ポンプユニットの方は問題無さそうだ。

新しい電源ユニットと古いポンプユニットの組み合わせでしばらく使う事にする。
電源の電圧・電流は同じなのだが、NBP-10は、毎分8リットルなのに対し、これまで使っていたものは毎分10リットルと書かれていたので、古いやつの方が性能がいいらしいのだ。



2008年10月28日火曜日

ESET Smart Securityの受信メールの検査通知

ウィルスバスター2009に不満があるので軽くてウィルス検知率も高いと評判のESET Smart Securityの体験版を試している。

ESET Smart Securityは、デフォルトでは受信メールにいちいち

__________ ESET Smart Security からの情報, ウイルス定義データベースのバージョン 3561 (20081027) __________



このメッセージは ESET Smart Security によって検査済みです。



http://canon-its.jp

のような、検査通知を付加してくる。迷惑な仕様だ。これをデフォルトにするべきではないだろう。

これは、体験版だけじゃなく通常版でも同様らしい。

これの解除方法は、(備忘録)


タスクトレーのESETのアイコンを右クリックして「詳細設定」を選んで「設定」ウインドウを開き、
「ウイルス・スパイウェア対策」の「電子メール保護」を選ぶ。

「警告と通知」「受信メールと表示したメールにタグメッセージを追加」と「送信メールにタグメッセージを追加」の箇所をそれぞれ「感染したメールのみ」か「追加しない」に変更すれば、通常のメールに検査通知を付けることはなくなるようだ。



参考リンク:
受信したメールにESET Smart SecurityもしくはESET NOD32アンチウイルスの検査通知を付けないようにするには?

2008年10月27日月曜日

バスポンプの故障

風呂水を洗濯機に汲み上げるのにバスポンプを使っている。

最近の洗濯機は、洗濯機本体に汲み上げポンプの機能がついているものが多いようだが、我が家の洗濯機は、僕が独身時代から使っている古い機種なのでポンプは外付けなのだ。

そのバスポンプの吐水力が異常に落ちている。ここ数日で極端に悪化したらしい。
そろそろ寿命なのだろう。

使用しているのは、仲佐(NAKASA)というメーカーのNP-A3HSという機種だが、もう廃盤になったものらしくメーカーのウェブサイトの商品案内に載っていない。

このバスポンプは、水位センサー付で、水位センサーを洗濯機の中に垂らしておくと、水位センサーのところまで水位が上がると自動的にポンプへの給電を止めて停止してくれるタイプのもので、その場を離れてもポンプが自動停止してくれるので重宝している。もっとも、洗濯物を入れてから給水すると、浮き上がってきた洗濯物に水位センサーが押し上げられてセンサーが働かない場合もある。

商品案内には載っていないが、交換用のポンプの対応機種の一覧には型番があった。
ポンプだけを交換するのであれば、NBP-10SPという製品が該当するらしい。

モーターかどこかポンプ部分が故障したのだろう。ポンプを取り替えればいいのだろうと思う。



2008年10月25日土曜日

Air Station WLA-G54Cについて

お払い箱にしたBUFFALO Air Station WLA-G54Cだが、たまたま箱がとってあった。
その箱をみると機能を示すマークに[WPA*] [AES*]とある。

WLA-G54C


おや?実はWPA/AESはサポートされていたのか?
と、よくみると 「*ファームウェアにて対応予定」とある。
でも、ファームウェアは、最新版だったはず。
もう一度LANにつないで設定ページを開いてみた。やはりWEPしか選べないようだ。

はて?

BUFFALOのサポートページを検索してみたら。あった。



[QA番号: BUF3643]

「一部 AirStationシリーズのWPA対応中止・遅延のお詫び」

WPA対応予定につきまして、開発困難な状況のため、下記の通り対応を
中止・遅延させて頂きます。

WHR-G54, WLA-G54C, WLA-B11の3機種は、WPA(WPA-802.1x/WPA-PSKモード)対応中止
となっている。
2004年2月17日付けの記事なので、今さら文句を言うわけにもいかない。



このWLA-G54Cをどうしよう。DS用としてDSでネットを使うときだけ起動するのにとっておくか?

DD-WRTというフリーの無線LANのファームウェアがWLA-G54Cにも対応しているらしい。
これがうまくいけばメインマシンに返り咲けるかもしれない。

2008年10月23日木曜日

無線LAN(LA FONERA)

これまで無線LANのネットワークの設定にWEPを使っていた。

たまに使うDSがWEPにしか対応していないのと、メインで使っていたメルコ(BUFFALO)のAir Station WLA-G54Cが、WPA等に対応していなかったというのもある。

LA FONERAも以前から使っている。LA FONERAは、WPAやWPA2に対応しているので乗り換える事はできたのだが、DSでネットが使えなくなるので乗り換えをためらっていた。

WEPが容易に解読可能だという話は知っていたが、SSIDを非公開にしてMACアドレスを登録機器だけに接続を許す設定にしていたので、まあ大丈夫かなと思っていたのだ。

最近の記事を見ると、WEPが数秒で解ける方法が開発されているという事で、さすがに不安になってきた。

というわけで、AirStation WLA-G54Cをやめて、La FONERAをメインに昇格してWPA2に設定変更することにした。



LA FONERA の設定変更

LA FONERAの無線LANに接続してブラウザで 192.168.10.1 にアクセス。

Private Wi-Fiのページに入り、Authenticationを「WPA/WPA-2 mixed」に変更。

Cipherを「AES」に設定。

WPA Passphraseを設定。

Authenticationの設定を「WPA-2」にしてもみたのだが、Windows XPで何故かうまくいかなかった。こちらの設定で接続できているからまあいいや。



MacOS Xの設定変更

ワイヤレスセキュリティを「WPA2パーソナル」に設定



Windows XPのネットワークキーの設定変更

ネットワーク認証を「WPA2-PSK」に変更

データの暗号化を「AES」に設定



LA FONERAには,SSIDのステルス化やMACアドレスを登録した機器に限定して接続を許す設定にする箇所がない。これもLa FONERAに乗り換えるのをためらっていた理由の一つだが、当分これでいってみようと思う。

これまでは、外からもアクセスしやすいように窓際にLA FONERAを置いていたのだが、家の中からのアクセスを優先して家の中央に移設した。FON_APは、これまで2人のフォネロにしか使われた形跡がないのだが、ますますアクセスしずらくなっていそうだ。

2008年10月22日水曜日

ウィルスバスター2009

ウィルスバスター2009
先月購入したDELL Inspiron mini 9のセキュリティ対策としてTrendmicroのウィルスバスター2009をいれた。
ウィルスバスターは、1つのライセンスで3台まで使えるという事で、もう1台インストールできたのでこれを使っただけ。これを積極的に選んだというわけでもない。

2008に比べれば、2009になって起動が早くなって動作も軽くなったような気はする。

ウィルスバスターの便利な機能に「プロファイル」というのがある。セキュリティの設定に名前を付けて登録しておき、ネットワーク環境が変わったときにそこのネットワークに合わせて設定しておいたプロファイルに自動的または手動で切り替える事ができるというものだ。

ファイアウォールやルーターで守られた会社や家のネットワークと公衆無線LANに接続したときとでは、セキュリティの設定、特にファイアウォールの設定を変えないと何かと不便だが、このプロファイルという機能のおかげですばやく設定を切り替える事ができる。

便利な機能なのだが、少々困った事がある。


家から持ち出して通勤途中に無線LANを使うと、ネットワーク環境が変わった事を認識してポップアップが出てきてプロファイルの選択をうながされる。

このとき出てくる選択リストの順番が任意に変えられないのだ。

会社や家のネットワークは、ルーターのアドレス等が固定なので、自動認識されて手動で選択しなくても自動で切り替わってくれる事が多いのだが、公衆無線LANの場合は、なかなかそうもいかない。手動で選択する事になる。それならば選択肢の上の方に公衆無線LANの設定が出てきた方が都合が良いだろう。

「プロファイルの設定」では、プロファイルの順番を入れ替えるボタンがあり、並びを入れ替える事ができる。

プロファイルの設定


しかし、ここで順番を変えてもこの順番は、どこにも反映されないのだ。サポートに問い合わせて確認してみたのだが、その回答は、

お問い合わせいただいております件ですが、プロファイルの変更から
確かに矢印ボタンにて順番の変更は可能でございます。



ただし、順番を変更することによって機能などは変わることはございません。

なにとぞご了承ください。

という、残念なものだった。

2008年10月13日月曜日

液晶モニタ iiyama ProLite E431S故障(電解コンデンサー交換) 

液晶のケースを開けてみた。

はずすべきネジはすぐにわかったのだが、ケースのツメがどうひっかかっているのかわからなかったので、開けるのにはちょっと苦労した。試行錯誤しつつ、なんとかなった。

電源部分を見てみると、電解コンデンサーのうち2つがちょっと膨らんでる。コイツが怪しい。

電源部分


交換する電解コンデンサは、次の2つ。

16V 1000μF

16V 470μF



秋葉原へ行って、電解コンデンサを買ってきた。

千石電商 秋葉原本店で購入

それぞれ、40円と20円。合計60円だった。

半田ごてと半田をひっぱり出して、作業開始。古いコンデンサをはずして、買ってきたコンデンサを極性を確認して基盤にセットして半田付け。久々の半田付けだった。

ケースに元通り収めてPCにつないでみる。



やった~。直った!


めでたし。めでたし。



関連記事1液晶モニタ iiyama ProLite E431S故障

関連記事2液晶モニタ iiyama ProLite E431S故障(サポートからの連絡)

2008年10月10日金曜日

液晶モニタ iiyama ProLite E431S故障(サポートからの連絡)

サポートから連絡がきた。

やはり故障らしく、「製品のハード的な不具合の可能性が高い」とのことで、費用については

費用についてはお預かりしてみないことにはなんとも言えませんが、
恐らくは最低でも2万円前後の費用が発生するのではないかと思われます。

だそうです。

修理に送る送料は、こちら持ちで、修理の見積もりをして修理のキャンセルをすると診断料および返送料(大体3000円~4000円前後)を支払わなければならないとの事。

このあたりは、Webページにも書かれていたような気がするので知っていた。

修理に出すのは、やめることにした。ネットで調べてみると、この製品は同じような症状で故障したという話が結構多いみたい。その中には、コンデンサを交換したら直ったという話も。

ダメモトでやってみようかと思う。



前報液晶モニタ iiyama ProLite E431S故障

続報液晶モニタ iiyama ProLite E431S故障(電解コンデンサー交換)

2008年10月9日木曜日

液晶モニタ iiyama ProLite E431S故障

妻が使っているPCの液晶モニタ(iiyama ProLite E431S)が故障した。

電源が一瞬入ってはすぐ消えるという状態だ。

別のPCにつないでも同じ。
DVI-D接続して観察すると、ほぼ一定間隔で電源インジケータLEDが点滅する。
2~3秒LEDが点灯して画面が一瞬表示され、すぐに画面もLEDも消え、5秒ほどして、再度点灯する。
これの繰り返しだ。

このモニタを購入したのは、3年前の3月なので、保障期間の3年間は過ぎてしまっている。

この症状が故障であることの確認と、おおよその修理費用を知りたかったので、サポートに電話してみたが全くつながらない。いや、電話はつながるのだが、自動応答メッセージで「しばらくお待ちになるか、かけなおしてください」といわれるのみで、全くオペレーターにつながらないのだ。

この電話は、フリーダイヤルではない。電話代もこちらにかかっている。しばらく待ったが、あきらめてメールで問い合わせる事にした。



続報1液晶モニタ iiyama ProLite E431S故障(サポートからの連絡)

続報2液晶モニタ iiyama ProLite E431S故障(電解コンデンサー交換)

2008年10月1日水曜日

Dell Inspiron mini 9 の起動

最初の起動では、承諾条件の確認やら地域の設定やらでいくつか質問に応答して設定していく。
終わるまですごく時間がかかった。

起動が終わると普通にWindows XPの画面が現れた。壁紙はオリジナルなものなのか、夜空のような?画像になっている。

C:ドライブのプロパティを確認すると、14.3GB中3.6GBほどが使用されている。

C:ドライブ


「ドライブを圧縮してディスク領域を空ける(C)」にチェックが入っている。

最初の起動で時間がかかっていたのは、圧縮ドライブにしてあるためかもしれない。

通常の起動など、ディスクの読み出しが主な処理だとそこそこ速いのだが、大きなファイルを更新するような処理では、とても遅くなるように感じる。
フリーズしたかと思うほど遅くなるときもある。

SSDの容量が16GB(Windowsの表示では14.3GB)と限られているので、インストールするソフトは厳選しないとすぐにいっぱいになりそうだ。
画面も小さいので、小さな画面でも使い易いものを選ばないといけない。

まず、Webブラウザは、Google Chromeだ。IEは、問題外なのでIEでしか操作できないようなおバカなサイトのみで使う。
ブラウザは、Firefoxが使い易いのだが、狭い画面でも表示域が広いChromeは、このような画面の解像度の小さなPCには適していると思う。

メールソフトは、Thunderbirdを使う。Windowsで普段使っているのは、Becky!なのだが、ThunderbirdのアドオンソフトのLightningが気に入ったのでThunderbirdに決めた。Lightningは、カレンダーソフトで予定やTODOを管理できる。
Lightningのカレンダーは、Provider for Google Calendarという別のアドオンを入れてるとGoogleカレンダーと同期する事ができて便利なのだ。

Thunderbird自体も、MacOS XやLinuxで使用しているので、馴染みがある使い易いソフトだ。
Outlook Express は、すぐにアンインストールする。



日本語モードの切り替えは、[ALt]+[Fn]+[Q](=[Alt]+[`])だと煩わしいだけでなく別の問題も発生した。
Google ChromeのJavascript debugger起動のためのショートカットキーとかぶっている事がわかった。
でも、他のマシンで英語キーボードを使ってGoogle Chromeで日本語入力もしてるはずだけど、切り替えのときにJavascript Debuggerが起動した事無いのだが、このマシンでは起動してしまう。

あまり考えずに日本語入力の切り替えは、[Ctrl]+[Space]を割り当てる事にした。
UNIX系なシステムでよくあるやり方だから。