フロッピィからブートしてインストールする方法については,ここの記事を参考にさせていただいた。
起動用のフロッピィを作成
まずは,Windows用のddを入手する。dd for windowsを使用した。
Fedora core 4 から次のファイルを取り出した。
/usr/share/grub/i386-redhat/stage1
/usr/share/grub/i386-redhat/stage2
dd でフロッピィに書き込む(dd for windows を使用)
dd if=stage1 of=\\.\a: count=1
dd if=stage2 of=\\.\a: seek=1
次に,NetVistaのHDにパーティションを切り,ブートに必要なファイルをコピーするのだが,ここで行き詰った。
パーティションを変更した後でWindowsを起動して必要なファイルをコピーしなくてはならないのだ。
稼動中のWindows98SEのパーティションを変更するツールが手元に無かった。パーティションを切り直してから必要なファイルをコピーするためにWindowsを起動しなければならないのだ。
後で考えれば,FDから起動するpartedなどを使えばなんとかなったかもしれない。
仕事先では使えるリソースが限られていたのでNetVistaを自宅に持ち帰り,自宅でインストールをすることにした。
NetVista のHDのパーティション分けとファイルのコピー
NetVistaのHDをとりはずし,リムーバブルケースに入れてLinuxマシンに挿入。
その際,SLAVEの設定にするためにHDのジャンパーピンをはずしておいた。
HD挿入時は,当然ながらマシンの電源を落としてある。
HDの容量は30GBだった。約半分をシステム用の領域にして残りを/home や SWAP として使うことにしよう。
fdisk でパーティションを複数に分け,mkfs.ext3でファイルシステムを作成した。
そして /home にする2番目のパーティションをマウントする。
mount /dev/hdb2 /mnt/tmp
Fedora core 4 の1枚目のCDをマウントしてここに次のファイルをコピーした。
/media/cdrecorder/images/diskboot.img
/media/cdrecorder/images/pxeboot/initrd.img
/media/cdrecorder/images/pxeboot/vmlinuz
# /media/cdrecorder/ は CD のマウントポイント
コピーが終わったらマシンをshutdownして,HDを外しジャンパピンを挿して,NetVistaに戻す。
フロッピィで起動しbootを開始する
作成しておいた起動フロッピィを入れて起動する。
そして,CDドライブに1枚目のインストールCDを入れておく。
grub > root (hd0,1)
grub > kernel /vmlinuz boot=/dev/hda2 ramdisk_size=65536
grub > initrd /initrd.img
grub > boot
インストーラーが起動し,通常のようにインストールが進む。
メデタシメデタシ
苦労してインストールしたが,このマシンを使うのは短期間で終わりそうな気がする。
何かトラブルがあったときにCDから起動してrescueする事ができないのだ。
起動に関するトラブルが発生したときには,また別のマシンにHDを移植してトラブルシュートする事になるのか。
0 件のコメント:
コメントを投稿