2005年10月9日日曜日

Linuxインストール(続)

あれこれ調べたり試行錯誤した末に次のような方法でインストールすることができた。

フロッピィからブートしてインストールする方法については,ここの記事を参考にさせていただいた。

起動用のフロッピィを作成


まずは,Windows用のddを入手する。dd for windowsを使用した。

Fedora core 4 から次のファイルを取り出した。

/usr/share/grub/i386-redhat/stage1

/usr/share/grub/i386-redhat/stage2

dd でフロッピィに書き込む(dd for windows を使用)
dd if=stage1 of=\\.\a: count=1
dd if=stage2 of=\\.\a: seek=1

次に,NetVistaのHDにパーティションを切り,ブートに必要なファイルをコピーするのだが,ここで行き詰った。

パーティションを変更した後でWindowsを起動して必要なファイルをコピーしなくてはならないのだ。
稼動中のWindows98SEのパーティションを変更するツールが手元に無かった。パーティションを切り直してから必要なファイルをコピーするためにWindowsを起動しなければならないのだ。

後で考えれば,FDから起動するpartedなどを使えばなんとかなったかもしれない。


仕事先では使えるリソースが限られていたのでNetVistaを自宅に持ち帰り,自宅でインストールをすることにした。

NetVista のHDのパーティション分けとファイルのコピー


NetVistaのHDをとりはずし,リムーバブルケースに入れてLinuxマシンに挿入。

その際,SLAVEの設定にするためにHDのジャンパーピンをはずしておいた。

HD挿入時は,当然ながらマシンの電源を落としてある。


HDの容量は30GBだった。約半分をシステム用の領域にして残りを/home や SWAP として使うことにしよう。

fdisk でパーティションを複数に分け,mkfs.ext3でファイルシステムを作成した。
そして /home にする2番目のパーティションをマウントする。

mount /dev/hdb2 /mnt/tmp

Fedora core 4 の1枚目のCDをマウントしてここに次のファイルをコピーした。

/media/cdrecorder/images/diskboot.img
/media/cdrecorder/images/pxeboot/initrd.img
/media/cdrecorder/images/pxeboot/vmlinuz
# /media/cdrecorder/ は CD のマウントポイント

コピーが終わったらマシンをshutdownして,HDを外しジャンパピンを挿して,NetVistaに戻す。

フロッピィで起動しbootを開始する


作成しておいた起動フロッピィを入れて起動する。
そして,CDドライブに1枚目のインストールCDを入れておく。

grub > root (hd0,1)
grub > kernel /vmlinuz boot=/dev/hda2 ramdisk_size=65536
grub > initrd /initrd.img
grub > boot

インストーラーが起動し,通常のようにインストールが進む。

メデタシメデタシ


苦労してインストールしたが,このマシンを使うのは短期間で終わりそうな気がする。
何かトラブルがあったときにCDから起動してrescueする事ができないのだ。
起動に関するトラブルが発生したときには,また別のマシンにHDを移植してトラブルシュートする事になるのか。

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