
昨日・今日とMySQLユーザーコンファレンス2008に行ってきました。
MySQLは、世界でもっとも普及しているオープンソースデータベースシステム。
このユーザーコンファレンスは、貴重なノウハウや最新情報が得られるイベントです。
私の場合も、以前はSybaseを使っていましたが、ここ数年は MySQLのみになっています。

受付には、Sun microsystemsの大きなロゴマーク。
今年の初めに、MySQL AB社がSun microsystemsに買収されたので、主催はSun microsystemsとなりました。
SunがMySQLを買収というニュースを聞いた時は驚きましたが、Sunは、従来からさまざまなオープンソースプロジェクトとかかわってきているので、良い方向に進めているようです。
でも、Sun microsystemsにしても昔のような勢いは無くなっているのではないかと思います。
かつては、UNIXワークステーションとかWebサーバーでは、SunのWSやサーバーを当然のように選択していました。私が管理していた最初のWebサーバーもSunでした。
でも、ここ数年は、Linuxのサーバーばかりです。企業でもSunのサーバーが使われる比率は低くなっているのではないかと思います。
このイベントでは、Sun microsystemsが主催するイベントでしたが、IBMやhpがスポンサーとして参加したりしています。
hpは、以前からMySQLとはパートナーなので、Sun microsystemsに買収された今でもMySQLに関連する事業があるからです。IBMは、オフコンなどのデータベースをMySQLのアプリケーションから利用できるシステムがあります。
MySQL関連の世界は、これに類する事で、他にも面白いことになっています。
MySQLの特徴のひとつに、ストレージエンジンを選べるという事があります。データの物理的な格納形式や検索方式をテーブル毎にり換える事をできるのです。このストレージエンジンのなかでよく使われるもののひとつにInnoDBというのがありますが、これを開発したInnoBase社は、Oracleに買収されたので今は、Oracleにその権利があります。
今後、どうゆう事になっていくんでしょうか。
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