宮城県大崎市の実家に帰省しています。
朝、実家の周りをぐるりと見回ってみた。
家の東側を流れる小川を眺めていると、下流の方でバシャバシャという音がするので見ると、大きな魚が浅瀬でもがくように上流に向かって泳いでいるのが見えた。
近づいてみるとサケだ。体側が赤く色づいている。
この川は,今は側面も底面もコンクリートで固められていて、このあたりはとても浅い。
サケは,背びれが水の上に出て,尾びれも川底をこすりつけながら泳いでいる。
子供の頃は、この小川で釣りをしたものである。
オイカワやフナが釣れた。大物は釣ったことがない。コイやナマズやウナギが釣れたという話はたまに聞いた事があったが、サケなんてここでは見た事が無かった。
サケが泳いだところは,尾びれを振った跡が川底にジグザグの線が残っている。よく見ると同じような線が幾筋かこのサケの上流にも残されている。このサケだけではなく何匹か既に通り過ぎているようだ。
後で母に聞くと、ここ2〜3年サケが遡上するのを見ているらしい。
この小川は,もともとは農業用水として使われていた川だと思う。鳴瀬川(一級河川)に注いでいるので、そこから入り込んできたのだろう。
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