2008年11月13日木曜日

BUFFALO WLA-G54CのファームウェアをDD-WRTに入れ替え(準備)

DD-WRTについて

DD-WRTは、BroadcomやAtherosのチップを使用した多くの無線LANルーター(IEEE 802.11a/b/g/h/n)に対応したファームウェアで、GPLに従って開発と配布が行われている。


先日、使用をやめたBUFFALO WLA-G54CもBroadcomのチップを使用したもので、DD-WRTが動くらしい。
WLA-G54CのBUFFALOオリジナルのファームウェアでは対応していないWPA2などにも対応している。
無線LANルーターのフリーのファームウェアには、他にもOpenWRTtomatoX-Wrtといったプロジェクトがあるようだが、WLA-G54Cについては動作実績からしてDD-WRTが良さそうだ。


こうしたフリーのファームウェアで内部のファームウェアを置き換えてしまうと、物によっては元に戻せなくなる。不適切なファームウェアを用いたり、ファームウェアの書き込みに失敗すると無線LANルーターがただの箱になってしまう事もあるので慎重にやらなければならない。


ファイルの選択

DD-WRTは、複数のバージョンが公開されており、同じバージョンナンバーが付いたものの中にもいくつかの別版のファイルがあってややこしい。

どのファイルにどの機能があってどれをインストールすべきかは、ここ()What is DD-WRT?)が、参考になる。
僕の場合は、無線LANルーター内にsambaクライアント機能やVPNの機能を必要としていないし、SNMPも使っていないのでMini版で問題なさそうだ。

Buffalo WLA-G54Cでどのバージョンを使うべきかについては、ここFlash Your Buffalo WBR-G54, WLA-G54, WLA-G54C, WBR2-G54, WBR2-G54S)に書かれている。

これによれば、V23 SP2以外では、動かないらしい。但し、この情報は、V24 SP1がリリースされる前の情報なので、V24 SP1でも動かないのかどうかは情報がない。

ここには、WLA-G54Cのハードウェアにも2つのバージョンがある事についても書かれていた。

Version 1: FCC ID left to WLA-G54C on sticker これは正しく認識されないらしい。

Version 2: FCC ID under WLA-G54C on sticker こちらは問題なく動くらしい。

さて、FCC IDってどこに?
外側にはFCC IDは見当たらない。

FCC ID
中なのか?
ケースを開けてみた。
ケースの開け方は、こちらを参考にさせてもらった。
ミニPCIカードにFCC IDが書かれていた。これって"FCC ID left to WLA-G54C on sticker"なのかな?
"under"ではなさそうだ。基盤にもMB100GS_V01と書かれていて Version 1っぽい。
このまま続行しても、失敗に終わりそうなので中止することにする。残念。

2008年11月4日火曜日

サケの遡上

宮城県大崎市の実家に帰省しています。

朝、実家の周りをぐるりと見回ってみた。

家の東側を流れる小川を眺めていると、下流の方でバシャバシャという音がするので見ると、大きな魚が浅瀬でもがくように上流に向かって泳いでいるのが見えた。

近づいてみるとサケだ。体側が赤く色づいている。

この川は,今は側面も底面もコンクリートで固められていて、このあたりはとても浅い。
サケは,背びれが水の上に出て,尾びれも川底をこすりつけながら泳いでいる。

Salmonposter


��クリックするとムービーが開きます。)


子供の頃は、この小川で釣りをしたものである。
オイカワやフナが釣れた。大物は釣ったことがない。コイやナマズやウナギが釣れたという話はたまに聞いた事があったが、サケなんてここでは見た事が無かった。

サケが泳いだところは,尾びれを振った跡が川底にジグザグの線が残っている。よく見ると同じような線が幾筋かこのサケの上流にも残されている。このサケだけではなく何匹か既に通り過ぎているようだ。

後で母に聞くと、ここ2〜3年サケが遡上するのを見ているらしい。

この小川は,もともとは農業用水として使われていた川だと思う。鳴瀬川(一級河川)に注いでいるので、そこから入り込んできたのだろう。

2008年11月1日土曜日

MySQLユーザーコンファレンス2008

MySQLユーザーコンファレンス2008
昨日・今日とMySQLユーザーコンファレンス2008に行ってきました。

MySQLは、世界でもっとも普及しているオープンソースデータベースシステム。
このユーザーコンファレンスは、貴重なノウハウや最新情報が得られるイベントです。

私の場合も、以前はSybaseを使っていましたが、ここ数年は MySQLのみになっています。


Sun microsystems
受付には、Sun microsystemsの大きなロゴマーク。
今年の初めに、MySQL AB社がSun microsystemsに買収されたので、主催はSun microsystemsとなりました。


SunがMySQLを買収というニュースを聞いた時は驚きましたが、Sunは、従来からさまざまなオープンソースプロジェクトとかかわってきているので、良い方向に進めているようです。

でも、Sun microsystemsにしても昔のような勢いは無くなっているのではないかと思います。
かつては、UNIXワークステーションとかWebサーバーでは、SunのWSやサーバーを当然のように選択していました。私が管理していた最初のWebサーバーもSunでした。
でも、ここ数年は、Linuxのサーバーばかりです。企業でもSunのサーバーが使われる比率は低くなっているのではないかと思います。


このイベントでは、Sun microsystemsが主催するイベントでしたが、IBMやhpがスポンサーとして参加したりしています。

hpは、以前からMySQLとはパートナーなので、Sun microsystemsに買収された今でもMySQLに関連する事業があるからです。IBMは、オフコンなどのデータベースをMySQLのアプリケーションから利用できるシステムがあります。


MySQL関連の世界は、これに類する事で、他にも面白いことになっています。

MySQLの特徴のひとつに、ストレージエンジンを選べるという事があります。データの物理的な格納形式や検索方式をテーブル毎にり換える事をできるのです。このストレージエンジンのなかでよく使われるもののひとつにInnoDBというのがありますが、これを開発したInnoBase社は、Oracleに買収されたので今は、Oracleにその権利があります。


今後、どうゆう事になっていくんでしょうか。