僕が使うPCのキーボードは,US配列が基本。
以前,仕事で使ったいたのが,Sunのワークステーションだったり,MacintoshのキーボードもUS配列の方が使いやすかったりした。というよりも,日本語キーボードの使いにくさが嫌なのだ。
日本語キーボードの嫌いなところは,第一にスペースバーが短くて,その横に「無変換」だとか使い勝手の良くないキーがある。間違えてそれらのキーにさわったりすると意図しない変換モードに入ってしまって打ち直しが必要になることもしばしばある。ノートPCのコンパクトなキーボードではスペースバーの小ささは特に深刻な問題だ。デスクトップPCならば,持っているUSキーボードを接続すればOKだが,ノートPCの場合はそうはいかない。机の上で使うときには外付けキーボードを使えなくもないが,外に持ち出すときには搭載されたキーボードを使う事になるので設定もそれに合わせたものになる。外付けのUSキーボードも使いずらくなってしまう。
しばらく前は,メーカーによっては国内メーカーでもUSキーボードを搭載したノートPCが購入できたり,購入後に換装するサービスがあったのだが,現在でもそれができるメーカーはほとんどないのではないか?(Appleは,Appleストアでキーボードを選択して購入できる。Dellも機種によってはキーボードを選択できるらしい。)
HPのMini Note PCが,USキーボードでの発売になってうれしかった。(購入はしてないけど)このPCは,大人気であっというまに初期出荷分は完売してしまったようだ。
前置きが長くなったが,ThinkPad X/Tシリーズに英語キーボードモデルが選択できるようになった。
レノボ、ThinkPad X/Tに英語キーボードモデルを追加 (PC Watch)
レノボ、ThinkPad X/Tに英語キーボードモデルを追加 (IT media)
とても喜ばしい事だ。ThinkPadを僕が買うかどうかは別だが。
イベントや見学会でのリクエストや、アンケートの結果で需要がある事がわかって発売を決定したという。 (PC Watch)
こうでなくてはいけない。
需要があることが以前からわかっているはずなのに(わからないはずはないのに),そうしない会社もある。富士通だ。子会社のPFUは,1997年から英語配列のキーボードの需要に応えて英語版のHappy Hackingキーボードを売っている。数年前に,富士通に英語版のキーボードを搭載したノートPC(アメリカで販売しているモデルと同等品)を購入できないか問い合わせた事があるが,その対応は冷たかった。PFUに富士通のノートPCのキーボード換装サービスを提案したこともあった。担当者からは前向きな返答をもらえたが,実現はしなかったようだ。
HPのMini Note PCやThink Padの英語キーボードを契機に英語キーボードのモデルが選択肢に加えられるところが増える事を期待したい。
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