
ubuntu9.04が、4月末にリリースされた。起動が高速になったというので、デスクトップマシンにインストールしてみた。
ubuntuというのは、Linuxのディストリビューションの一つで、今もっとも人気の高いものの一つです。
確かに起動は速い。行けそうな感じ。ubuntuには、usb-creatorという機能があって、USBメディアにスタートアップディスクを簡単に作れる。
これを使って、DELL mini9用にUSBメディアにスタートアップディスクを作った。
一度、インストールしてから気がついたのだが、もっと簡単にNet book用のメディアを作ることができる。
ubuntu Netbook Remixというのが用意されていてそれを利用するのがより容易だった。
どちらのUSBメディアでもインストールしなくても、そのまま起動して試す事ができる。
ライブメディアで起動した段階でもちゃんと無線LANが使える。問題なさそうだ。
でも、SSDにインストールするのは、躊躇した。ただでさえ容量の少ないSSDのパーティションを分けてubuntuを入れるのには不安がある。

そこで、8GBのmicro SDHCカードにインストールする事にした。
micro SDカード用の極小のUSBアダプターがあって、これなら挿したままでも邪魔にならない。
内蔵のSDカードスロットから起動できたらもっと良かったのだが、それができないという事はサポートに確認済みである。
これが、3月に問い合わせたときのDELLのサポートの劉さんからの回答。日本語が怪しいけど、意味はわかる。
ご連絡いただいた内容を拝見いたしまして、SD、SDHCスロットから起動できないようです。
こちらでは、実機で検証させていただいても同現象でございます。
これは仕様でございますので、ご了承ください。
サポートページに記載内容は間違いところがございますので、ご了承ください。
SDスロットから起動できないのは、とても残念だが仕方がない。
micro SDHCカードへのインストールは、問題なくできた。
起動も、login画面まで30秒ほどで、loginしてからデスクトップが表示され使用可能な状態になるまでも25秒くらいである。Windows XPの起動よりもずっと速い。
続く